事業計画

令和6年度 重点業務

新入会の促進

 コロナ禍では、当会の新人オリエンテーションをオンラインで開催しましたが、令和6 年度は対面で実施することにしています。役員挨拶や事務連絡に加え、若手の先輩理学療法士や養成校教員からのメッセージなど、新人会員が参加したくなるような企画を心がけます。また、すべての支部で対面での新人歓迎会を計画します。支部での対面での新人歓迎会は、新人の勧誘に加え、施設間の連携強化や顔の見える組織作りの点からも重要な事業と考えます。新人オリエンテーションや新人歓迎会に多くの方が参加するよう広報を強化します。

支部での施設間連絡会

 令和6 年度は、各支部で施設間連絡会など施設間の連携を強化する事業を行う予定です。交流会、親睦会、公開シンポジウムなどを含め呼称や企画は様々ですが、会員が相互に近隣施設の状況を再認識するきっかけになればと思います。そして、何かあれば気軽に連絡できるような関係を構築、強化し、ひいては地域包括ケアシステムの充実に発展することを期待します。

理学療法士の労働環境の改善に向けた取り組み

 近年の物価高騰やそれに伴う賃上げ等の労働条件の改善が話題になるなか、理学療法士の給与水準は過去20 年で上がっていないと指摘されています。また、診療の補助である理学療法を専らの業務とする以上、生涯学習の継続は不可欠であり、働きに見合った労働条件なのか、課題があります。理学療法士からまったく異なる業種へ転職する若者は少なくなく、リハビリテーション医療の質を確保する観点からも看過できない現状と考えます。当会では、令和6 年度申請分より、育児休業割引適応を開始し、負担軽減を図ります。また、令和6 年度に医療政策や労働環境に関する3 つの研修会を開催するとともに、このような課題を改善させるため、広島県理学療法士連盟と連携し、リハビリテーションを考える議員連盟に現状の課題を伝えるなど、政策形成過程への働きかけを行います。

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