事業計画

令和5年度 重点業務

支部機能の強化

 支部は、地域での施設間連携を強化し、会員が相互に顔の見える関係を構築するために重要な役割を担うと認識しており、今年度の組織改定で、支部長は理事になり、会員の意思を反映させる立場として当会の意思決定により強く関与していただくこととしました。
 新組織における支部の役割は、1市町の行政や職能団体との連携(窓口)、2施設間連携強化事業の実施、3理学療法士の専門性を活かした地域での社会活動、4登録理学療法士制度における対面研修の開催、5会員間の相互交流を想定しています。今年度より、支部協議会を設置し、各支部の特徴を活かしつつ、各支部の状況や工夫を共有することで、広島県全体として組織力強化を図ります。

広島県理学療法士研修会の充実

 令和5年度より、これまで日本理学療法士協会による支援のもと行われてきた「理学療法士講習会」を、「広島県理学療法士研修会」として開催することになりました。各研修テーマの受講者数や充足率などを分析し、会員のニーズに合致した内容の研修会を継続して企画できる体制を整えます。

対面での学会開催

 令和5年度は、第36回中国ブロック理学療法士学会、第27回広島県理学療法士学会を、一部オンラインを取り入れながら、対面にて開催する予定です。新型コロナウイルス感染症の影響で、久しぶりの大規模な対面行事になりますが、滞りなく開催できるよう準備を進めます。

ポストコロナを見据えた組織運営

 コロナ禍でオンライン研修会が増え、利便性が増した一方、対面での顔の見える行事が滞るなどの影響もあり、ポストコロナを見据えた事業計画を検討します。また、コロナ禍で、働き方改革が進み、県士会活動を労働と捉える傾向が強まっているように感じています。主体的な社会活動として関わることで、会務が持続可能になるよう事務機能の強化や業務の整理など、検討を続けます。

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