2024年1月9日
(公社)広島県理学療法士会
会長 甲田 宗嗣 様
広島災害リハビリテーション推進協議会(広島JRAT)
代 表 三上幸夫
事務局長 平田和彦
令和6年能登半島地震によるJRAT 活動への派遣について(依頼)
謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、令和6年1月1日、石川県能登半島を震源とする地震により甚大な被害が生じております。被災された地域の皆さまには心からお見舞い申し上げます。各種報道にあるように余震が続く中、被災された方々は極めて不便な避難生活を余儀なくされており、今後の被災された方たちの健康面、生活面への影響が懸念されております。
現在、大規模災害リハビリテーション支援関連団体協議会(JRAT)におきましては、1月4日にJRAT災害対策本部を立ち上げ、現地本部の支援、派遣支援者調整などを行う予定となっております。今後、JRATより災害地域で活動する人員の派遣要請が予定されています。つきましては、貴会会員の皆様に災害地域での活動へのご協力をいただきたく存じます。貴会会員様でご協力いただける方について公募いただき、参加協力いただける方は以下の登録フォームへの回答をお願いできますと幸いです。
支援活動については発災からの時期によって変動しますが、現地には、原則4日以上、最長7-10日間滞在して頂くことになります。時期に関しては1月末以降を想定しております。なお、JMATと協働して活動することになりますので、万一の事故等に対しては日本医師会が加入する保険が適用される予定です。また、現地までの交通手段、食料、水、燃料などは派遣者自身に確保して頂く必要があります(宿泊、寝具等の準備はご自身でお願いします)。これにかかる費用に関しては、基本的には派遣者ご自身の負担になります(災害救助法の適用により費用弁済となる可能性はあります)。
上記を踏まえていただいたうえで、ご所属の上長とよくご相談いただき、派遣登録をしていただけますと幸いです。宜しくお願い申し上げます。
【令和6年能登半島地震によるJRAT 活動への派遣登録フォーム】
【連絡先】
JRAT事務局(広島大学病院リハビリテーション科)
TEL:082-257-5566
E-mail:hiroshimajrat@gmail.com
担当:広島JRAT事務局長 平田和彦
補足:
一般社団法人日本災害リハビリテーション支援協会(JAPAN DISASTER REHABILITATION ASSISTANCE TEAM:略称JRAT)は、日本理学療法士協会をはじめとする13団体から構成されています。目的は、平時の災害に立ち向かう仕組みづくりに寄与するとともに、発災時には災害リハビリテーション支援チームを発足させ、被災者・要配慮者の生活不活発病や災害関連死等の予防に関する適切な対応を可能とすることで被災者が早期に災害を乗り越え、自立生活を再建、復興できることを目指し、活動することです。
JRATは各都道府県で組織化され、広島県では広島JRATとして平時または発災時に活動している団体です。この度の「令和6年能登半島地震」に関して、広島JRATより(公社)広島県理学療法士会の会員に向けて、派遣隊員の依頼がありました。現地では、すでにJRATが活動しておられますが、状況的にはかなり厳しく、人手が不足しているとのことです。
上記に派遣隊員の主旨を記載しておりますので、詳細を確認のうえ、派遣登録をお願いいたします。
(公社)広島県理学療法士会
職能局福祉事業部長 小林功宜