スポーツコンディショニング研修会 開催報告

スポーツコンディショニング研修会開催報告

 

 2021年6月27日、7月4日の2日間でZoomにてスポーツコンディショニング研修会を行い、1日目、2日目とも34名の方が参加されました。

 研修会1日目では野球の現場で小学生から大学生、プロ選手まで幅広くご活躍されている久保田正一先生(くろだ整形外科クリニック)による「スポーツ現場のコンディショニングについて〜上肢(投球障害を中心に)編〜」をご講演していただきました。投球フォームを各フェーズに分け、そのフェーズごとで起こりうる機能障害と肩、肘の障害につながりやすいフォーム、それに対する評価と治療を実際の実技動画を交えながら解剖学、運動学、物理学を用いて非常に分かりやすく説明していただきました。

  

 2日目は2人の先生にご講演していただき、前半には岡山県で野球を中心に様々なスポーツに携わりATとしてもご活躍されている日傳宗平先生(長谷川紀念病院)による「スポーツ現場でのコンディショニングについて〜下肢・腰部編〜」をご講演していただきました。岡山県やその他の県の高校野球メディカルサポートの現状や日傳先生がトレーナーとして帯同されている高校の硬式野球部で実際の症例を動画や画像を交えながら分かりやすく説明していただき、最後に20分ほどスポーツ現場でのコンディショニングについて参加者の皆さまに5名程度に分かれてグループディスカッションを行いました。後半には高校野球メディカルサポートに長年参加していただいており、甲子園のメディカルサポートにも参加されスポーツ現場での経験豊富な関本淳希先生(福山整形外科クリニック)による「スポーツ現場における急性外傷対応について」をご講義していただきました。スポーツ現場での緊急対応の方法や頭部外傷、創傷、筋挫傷、肉離れ、捻挫、骨折、熱中症についてそれぞれに見られる所見とその対処方法を教えていただきました。POLICE処置の方法やアイシングの作り方、急性期足関節捻挫における圧迫固定の方法と実際の症例をもとにその対応方法について、動画を交えながら教えていただきました。

  

 今年度は新型コロナウイルスの影響もあり残念ながら高校野球メディカルサポートを行うことができず、対面を避けたWebでの研修のみ開催となりましたが、スポーツ現場で活躍されている先生方から普段の業務では得ることができない内容を教えていただき、グループディスカッションでも参加者の皆様の活発な意見交換もみられ、充実した内容だったのではないかと思います。ご講演いただいた3名の先生方、参加者の皆様、本当にありがとうございました。

 

公益事業局
健康・スポーツ部
和光整形外科スポーツクリニック
山中健太郎

 

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