新年のご挨拶2020

新年のご挨拶2020

 

公益社団法人 広島県理学療法士会 会長

甲田 宗嗣 (広島都市学園大学)

公益社団法人広島県理学療法士会の会長に就任し、早いもので半年が過ぎました。当会のホームページには掲載していますが、会員の皆様に対して紙面でご挨拶する機会がありませんでしたので、遅ればせながら、この場をお借りして所信をお伝えいたします。

 1971年にわずか19人により発足した当会は、2019年11月現在、約3200人の会員により構成され、2021年には50周年を迎えます。私にとって、50年前のことは諸先輩方から聞いたお話や当時の資料からしか想像できませんが、私が理学療法士になった20年余り前から現在までを思い返しても、理学療法士を取り

巻く環境は大きく変わったと感じます。

2000年に回復期リハビリテーション病棟が制度化され、同年、介護保険法が施行されました。この2つの変化にともない、理学療法士の需要は爆発的に増加しました。この変化に呼応するように、1999年に理学療法士作業療法士養成施設指定規則が改正され、大綱化により養成校の設置基準が緩和されました。

そして、これらの変化から約20年経過した一昨年の2018年に、再び養成施設指定規則が改正され、規制強化の方向に舵が切られたことは、今から20年後の未来において過去を振り返ったとき、歴史の転換点に位置付けられるかもしれません。このような激しい時代の変化に直面するにあたり、以下の3点を推進し、職能団体としての役割を果たしたいと考えています。

 

1)生涯学習の推進:理学療法士免許取得者数は加速度的に増え続けてきました。近年、質の低下が指摘されることもあります。この課題を解決するため、再来年度より大きく変わる新生涯学習システムにスムーズに移行できるよう準備し、会員が生涯学習を継続できるよう啓発、支援します。また、学会などの学術活動も重要な生涯学習の一環として捉え、充実を図りたいと思います。

 

2)専門性を活かした地域・社会活動への参加:理学療法士の専門性は多様化しています。会員一人ひとりの専門性を地域・社会活動に活かせるよう取り組みます。理学療法士の社会的役割として、理学療法を利用者に提供するだけでなく、培った経験をもとに、理学療法士の知識を利用者や他の専門職に提供することも重要になると考えます。経験に基づく知識を活かし、地域・社会に貢献することは、理学療法士の社会的信頼を高めるものと思います。

 

3)職場環境への配慮:理学療法士が充実して仕事できるよう、また、仕事と生活の調和を保てるよう、職場環境への配慮を推進します。そのために、管理業務に従事する理学療法士の連携を推進し、職場環境の課題を共有します。各職場において、診療報酬や介護報酬、社会情勢を考慮しつつ、職場環境の改善を考えることは、ボトムアップでの政策提言につながるものと考えます。管理業務に従事する理学療法士の支部内での連携や、県内各地にいる各領域を代表する理学療法士の連携を推進します。

 これらを推進するためには当会役員の活動に加え、会員の皆様のご理解とご協力が不可欠です。将来も理学療法士一人ひとりが充実して働くことができるように、そして、利用者の皆様が自分らしく歩んでいけるように、皆様と一緒に取り組んでいきたいと思います。以上、簡単ではございますが、所信表明とさせていただきます。

 末筆になりますが、本年も会員の皆様にとって充実した、実り多き一年となりますようお祈り申し上げます。

 

つながりを大切にする一年としていきたい

公益社団法人 広島県理学療法士会 副会長(総合企画局長) 

高橋 哲也(医療法人信英会 島谷病院)

 

私たちは理学療法士の研鑽と普及向上を図るとともに、県民の皆様の医療・保健・福祉の増進に役立つことを目的に様々な事業を行っています。それは会員の皆様の参加の上に成り立っています。会員個人だけでなく施設単位でのつながりを大切にするためにも協会指定管理者の育成とネットワークの活用を推進していきたいと思います。本年もよろしくお願いいたします。

 

新しい時代「令和」を皆様と

公益社団法人 広島県理学療法士会 副会長(政策・渉外部長)

平石 勇次(介護老人保健施設熊野ゆうあいホーム)

「令和」という時代を迎え、本会も新たな一歩を歩み始めました。過去を顧みて、良き伝統を引き継ぎながら、新たな試みにも取り組んでまいりたいと思います。引き続き、会員の皆様のご意見を聞かせてください。本年もよろしくお願いいたします。

 

会員皆様のお知恵を拝借

公益社団法人 広島県理学療法士会 副会長(職能・調査部長)

高橋 真(広島大学大学院)

今年はいよいよ東京2020オリンピック・パラリンピックが開催されます。

会員の皆様をはじめ多くの理学療法士が活躍されることでしょう。理学療法士の活躍の場が広がる一方で、2040年には理学療法士の供給数は需要数の約1.5倍となる見通しです。課題は山積みです。本会が皆様の英知を結集できる場になるよう努めます。本年もよろしくお願いします。

(この記事はHPTA NEWS One Step260 に掲載されました)

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