“住民運営の通いの場”って何?

“住民運営の通いの場”って何?

社会福祉法人 恩賜財団済生会 広島病院

広島県地域リハビリテーション広域支援センター

長野 吉宏

日本は世界でも類を見ないスピードで少子高齢化が進んでおり、今のままでは老齢人口の増大に対して社会保障制度が追い付かない状況になっていくことが予想されています。そこで厚生労働省は、世の中の人々が、できるだけ自分らしい暮らしや生活を人生の最期まで続けることができるよう、『地域包括ケアシステム』の構築を推進しています。

中でも介護予防の視点に立った運動の能力の維持・向上の取り組みの必要性が叫ばれており、その大きな柱の一つとして、継続的な運動・体操を実践する“通いの場” が注目されています。

 

通いの場とは、高齢者が容易に通える範囲で、週1回以上継続して運動や体操ができる「場所」です。通いの場で行われる運動や体操は、1.後期高齢者や虚弱高齢者も行えるものであること、2.住民主体で行っていくものであることが重要です。

また、継続し、顔を合わせて活動していく中で参加者同士の交流が深まり、休んだ人の調子を見に行ったり、家から出にくい人を援助したりするなど、お互い支え合う (共助)作用も生まれ、防災・減災にもつながるような、豊かな地域づくりに発展していくことも期待されています。

 

通いの場でどんなことを行っているか?

療法士による、通いの場への介入例は、

1.参加者への動機づけ

2.体力測定

3.体操指導

です。

荻原 和宏 氏(前広島市健康福祉局高齢福祉部地域包括ケア推進課長)のお言葉をお借りすると、療法士には以下の3つの役割を期待されています。

顱ゥ機璽咼皇鷆,亮臑里箸靴討痢肇廛譽ぅ筺次

髻ス埓等への助言支援としての“アドバイザー”

鵝テ圧,鼎韻鬚靴討笋覽い砲気擦襦肇皀船戞璽拭宗

皆さまの関心が広がり、こういった事業に参画して下さる方が一人でも増えるよう、望んでいます。

 

(この記事はHPTA NEWS One Step258に掲載されました)

ページトップ